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欠如歯
21年01月15日
避妊・去勢手術の際に乳歯のお話をさせていただくことがあります。
これは人気のトイ種に多いのですが乳歯遺残といって乳歯と永久歯の交換が正常に行われないことがあるためです。一般的には6か月齢ごろに交換が終わり、それ以上乳歯が残っている場合や乳歯と永久歯が2週間以上併存している場合に抜歯の対象になります。トイ種は歯の交換が6か月齢以降に割り込むこともあります。
乳歯が存在しても永久歯が認められないこともあります。これ欠如歯といいます。欠如歯であるかの判断をするには口腔内レントゲンで永久歯の有無を確認する必要があります。永久歯が確認できない場合には乳歯の形態や生え方に問題なければ温存します。基本的にそのタイミングでは無症状の疾患でこの時の抜歯や温存も将来的な問題の予防が目的ですので確認しなければわかりません。若い時期の健康診断には歯の様子もあわせてみていきましょう。もしかして歯がない、乳歯のままかもと感じられた際にはお気軽にご相談ください。K.Y