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猫の尿管結石とSUBシステム
18年02月03日
この1週間で結石のために尿管が閉塞され皮下尿管バイパス手術(SUBシステム)を入れた猫の症例が2頭ありました。1頭は10歳もう1頭は5歳でした。5歳以下の猫ちゃんでも尿管結石による無尿症はよくおきます。3~4歳での手術も多く2~3歳になったらレントゲンを撮っておくのも一つの方法です。体質とドライフードが原因と言われておりますが完全にコントロールする方法は現在のところわかっておりません。ただし、猫は偏食癖が強いためドライフードしか与えていないとウェットフードに変更するのは困難です。小さなころからいろいろと食べれる習慣をつけておきましょう。明日は兵庫県開業獣医師会臨床研究会がおこなわれます。講師には日本生命科学大学の竹村直行先生、当院から須藤獣医師が「経皮的腎瘻カテーテル設置と血液透析後にSUBシステム手術を実施した尿管閉塞の猫の1例」麸山獣医師が「下垂体巨大線種にカベルゴリン治療を行った犬の3例」を発表いたします。 S.S