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最近のエントリー

門脈体循環シャントの手術

16年10月08日

門脈体循環シャント(PSS)の手術の犬が今日退院しました。とっても元気です。ご家族の方がお迎えに来られて喜んで帰っていきました。脾静脈と後大静脈のシャントで左胃静脈が接近していたため結紮法を選択しました。部分結紮になったため2回目の手術が必要になります。1歳2カ月令での手術でしたが病気発見のきっかけは尿中の結晶に気が付いたとのこと。いい飼い主さんで良かったね。PSSでは食欲不振、多飲、肝性脳症とよばれる神経症状などがでることが多いのですが元気だったようです。白い糸で縛ってあるのがシャント血管です。2回目の手術は楽なのでまた頑張ろうね。RIMG3977.JPG

猫の甲状腺機能亢進症 手術週間?

16年10月08日

9月20日、26日、28日と続いて甲状腺機能亢進症の猫ちゃんたちの手術がありました。やっぱり甲状腺機能亢進症の猫たちって結構たくさんいます。甲状腺手術の魅力は、手術するともう抗甲状腺剤を飲ませなくてもよいこと、内科療法と比べ症状がすべて寛解され、長生きできること、摘出後も98%以上の猫が甲状腺ホルモンの内服が必要なく完治できることです。残念ながら胸腔内に甲状腺があり、手術困難な症例もありますが、CTを撮って前もって場所を確認したうえ手術します。手術は技術が必要ですがとってもお勧めです。S.SRIMG3891.JPGRIMG3926.JPGRIMG3934.JPG