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葉月会 第13回犬の臨床病理シリーズ
19年10月23日
血液化学検査 内分泌編(アジソン病)
米国獣医病理学専門医 アイデックスラボラトリーズ株式会社 小笠原犬猫病院
小笠原 聖悟先生
今回の講演では前回、クッシング症候群・アジソン病の血液検査における変動とその理由に関してお話しいただいたことをしっかりと復習させていただきました。
実際の症例の血液検査の結果を用いて、どんな異常があるのか・そこにどんな意味があるのかを質問形式で受講者が答えていき、それに関して再度詳しくあるいは+αして説明いただく。といったいつもとは異なる形式での講演で、ちょっと抜けてしまったところをしっかりと根付かせていけたかと思います。
アジソン病はクッシング症候群と比べて症例数の多い病気ではありません。しかしながら一生涯にわたって付き合っていかなければならないという点で一致しており、飼い主様へのインフォームドコンセントがとても重要な疾患です。診断自体はつきやすいものの、その疾患によって今どういう状態なのか、また今後どういう状態が引き起こされる可能性があるかに関して今回の講演を通してさらに理解されやすいお話ができるようにしていきたいと思います。
S.A