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9月4日 志学会セミナー
カテゴリー:セミナー
11年09月04日
Up-to-date2011 犬の僧帽弁閉鎖不全症&猫の肥大型心筋症
日本獣医生命科学大学 獣医高度医療学教室
竹村直行教授
犬の僧帽弁閉鎖不全症、猫の肥大型心筋症は犬猫の心臓疾患の中で最もメジャーな疾病であり、臨床現場で見かけないことはありません。それゆえ日進月歩に研究が進んでおり、新しい情報を得ることで患者さんへと還元できたらと考えております。竹村先生の講義はとても分かりやすく、患者さんへお伝えするべきことをしっかりと強調してくださるのでとても印象深い講義となりました。肥大型心筋症においてはピモベンダンが猫においても非常に有効であること、また血栓塞栓症における予後因子と対処法が特に勉強になりました。僧帽弁閉鎖不全症では治療開始に対するエビデンスや、あまり馴染みのない肺高血圧症に関する考え方を深めることができました。これからも最新の情報を積極的に得ていこうと思います。