南が丘動物通信

子犬子猫の口の中を触ろう 22年06月22日

お薬の投薬や歯磨きをしようとしてもなかなか触らせてくれない、それどころか怒ってけがをしてしまいけがをしてしまう。ということがあります。

当院では内服してもらうためにシロップに溶かしてスポイトで口の中に入れてもらったり、インプッターという道具の使用を指導させていただいてはいますが、それでも難しいといわれることもあります。

そこでしていただきたいのが幼少期からのトレーニングです。

まずは触って嫌がらないことから徐々に唇をめくったり口の中にフードを直接入れたりして慣らしていってあげてください。触らせてくれたらほめたりおやつをあげたりして楽しいことと意識させてあげることが大事です。

口の中を触れるようになれば歯磨きや投薬のほかにも、定期的に家で確認できることによって口の中のできものや歯の異常などにも気が付きやすくなります。

特に口の中のできものはいいものと悪いものが両極端になりますので見つけられたら早めの診察をお勧めします。

S.A