麻酔・疼痛管理シリーズセミナー 演者 伊丹 貴晴 先生
手術をする際、どうしても避けて通れない難題は「全身麻酔」です。
「高齢だから全身麻酔はちょっと...。」「術後の痛みが心配だ...。」など悩みの点は多いかと思います。
今回、伊丹先生によるシリーズセミナー「鎮痛薬の応用」では、様々な麻酔薬の特性や複数の麻酔薬を組み合わせた方法、先取り鎮痛の扱い方を詳細に説明してくださいました。
術後の痛みの感じ方は手術内容や患者の性格にもよるところもあります。
1cmほどの皮膚腫瘤摘出から乳腺全摘出、他にも骨折の整復、開心術などその術式によって痛みの度合いは変わります。
伊丹先生はそれぞれの麻酔薬の効果の発現からその後に至るまでの作用機序を詳しく教えていただきました。
どの内容も常日頃の麻酔管理に活かせる報告ばかりであるため、今後活用していこうと思います。
H.F