南が丘動物通信

嘔吐・吐出における救急医療 20年05月25日

嘔吐・吐出の症例は日々遭遇します。

その際における緊急度は病気によって様々ですが、特に重症度の高く、
飼い主でも把握できる症状をピックアップします。

①1日5−6回の嘔吐

②吐物の色が真っ赤

③吐物に便臭がする

④飲んだ水をすぐに全て吐く

+以下の症状がある際は緊急性が高いと思われます

⑤元気がなく、ぐったりしている

⑥呼吸が荒い

⑦痙攣が起きている

⑧食欲が全くない

⑨噴出するような激しい下痢やタール状の便

⑩大量の誤食

⑪お腹が張っている

⑫可視粘膜(舌や歯茎)の色が蒼白・黄色

症状が該当するようでしたら、夜間でも治療を受ける必要性が高いです。

H.F