志学会の1月の月例会に参加させていただきました。
講師は大阪府立大学の西田 英高先生です。
「歩行診断のコツ~MRIがなくてもここまでできる~」という演題のもと、歩様の変化から疾病を読み解く方法を教えていただきました。
歩行異常の大半は、神経疾患、整形外科疾患、腫瘍・炎症疾患のいずれかに当てはまります。
それぞれへのアプローチの仕方について、たくさんの症例動画をもとに丁寧に解説していただきました。
歩行異常を呈している犬を診る機会は非常に多いですが、神経学的検査やレントゲン検査など非侵襲的な検査で確定診断を得ることは困難な場合がほとんどです。
しかし、MRIに頼らずともある程度の精度でもって診断を下し、より早く適切な治療を施せるよう日々情報収集に努めたいと思います。
S.K