南が丘動物通信

流産 17年11月26日

流産の原因は大きく感染性と非感染性のものに分かれます。

感染性のものはブルセラ、ジステンパー、ヘルペス、細菌性子宮内膜炎などがあげられます。非感染性のものは母体の全身疾患、胎児の以上、外傷、ホルモン異常が関わっているといわれています。非感染性のものは多くの場合突然に起こり前駆症状はほとんど見られません。非感染性のものはまえもって診断をつけるのが難しいのが現状です。主観的ですが一度流産を経験した母体は内分泌の精査をしていくことをオススメします。流産には甲状腺ホルモン、プロジェステロンが関わっている場合が多いといわれています。そこで交配の前に甲状腺機能低下がないか、妊娠中にプロジェステロンがきちんと維持できているか確認してみましょう。

K.Y