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イヌの原発性肺腫瘍は極めて稀で多くは転移によるものです。原発性肺腫瘍の多くは肺腺癌で痰の出ない咳や運動不耐性などの症状を示します。レントゲン検査が有用で、孤立した病変であれば外科的手術が行われます。しかし外科的手術は腫瘤が一つの肺葉に限定される場合またリンパ節転移、胸膜外での発生がない場合に適用となり、その確認には造影CT検査が最も感度がよいとされます。有効な化学療法も確立されてはいないので、ただの咳と侮らずレントゲンやCTをとることをお勧めします。K.Y.
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