3月22日葉月会セミナー
膀胱癌の診断と治療
廉澤 剛先生 酪農学園大学 獣医学部 伴侶動物医療 教授
今回のテーマは前立腺疾患でした。 前立腺は良性の前立腺肥大や、前立腺炎、前立腺嚢胞、前立腺癌、など様々な病気を引き起こします。前立腺癌以外の病気は、早期の去勢で予防することが出来ます。前立腺炎から、尿路疾患、菌血症、骨炎にまで悪化することがあります。また前立腺癌は大変悪性度の強い癌で転移率が高いとのことです。治療は全摘出や、放射線治療、内服投与があります。抗癌剤はあまり効果がない腫瘍です。
前立腺の腫瘍は、血尿や排尿困難などがあります。 犬の前立腺癌は、無治療の場合発見からの平均生存期間は、とても短いとも言われています。 しかしながら早期発見、早期治療をすれば、完治や生存期間を延長することのできる可能はあります。 定期的な尿検査やエコー検査等の重要性を感じました。 M.N