大阪で開催された上記の学会に参加しました。今回のシンポジウムでは肝臓腫瘍をテーマに診断・治療において様々な先生方の講義を拝聴しました。
一般的には腫瘍の良性/悪性は、外科的に生検あるいは摘出した組織で病理組織検査を行なって判定しますが、肝臓腫瘍では、近年造影CT検査やソナゾイド造影超音波検査を行なうことでその所見が腫瘍の良性/悪性の判定に役立つ可能性が示唆されています。東京大学動物医療センターの福島健次郎先生や北海道大学の中村健介先生は、実際の症例の検査画像も交えてこれらの所見の特徴をお話し頂きました。
H.B.