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グラム染色から考える古くて新しい抗生剤の考え方 宮崎大学 鳥巣 至道先生
今回は、抗菌剤の使い方について基礎から講義していただきました。感染を引き起こしている細菌が、どういった細菌でどの抗菌剤が効果あるのかを確実に調べるには、細菌培養同定検査と薬剤感受性検査が必須となりますが、いずれも日数と費用を要します。グラム染色は、それらの検査ほど詳しく特定できるものではありませんが、比較的簡便かつ迅速に行えて、効果があると思われる抗菌剤の選択に非常に有用な検査であることを再認識させてくれる内容でした。
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