南が丘動物通信

6月23日 WJVF第3回大会 12年06月23日

WJVF第3回大会
6月23日、24日に開催された大きな学会に参加しました。 初日の6月23日は、主に循環器や、消化器疾患に対する診断、治療に関するセミナーを中心に受講しました。循環器のうちで最も多く遭遇する疾患は僧房弁閉鎖不全症であり、その場合起こりえる心房破裂などの緊急疾患の危険率など整書には記載されてない貴重な話を受講できました。また、セミナーという場で、聴診器から聞こえる心音を聴き正常との違い、考えられる疾患などを実際にその場に集まった獣医師が全員で考え意見を言うセミナーはとても有意義なものでした。
消化器疾患、特に嘔吐は日常よく遭遇する疾患です。系統出てたアプローチ法は、とても理解しやすく、また猫で犬と異なるうえで見落としがちな嘔吐の原因等を勉強しました。明日からの診療に活かしたいと思いました。