Vanessa Barrs,Julia Beatty シドニー大学
新大阪で行なわれましたNAHA主宰のセミナー「猫病学」に参加してきました。講師のVanessa Barrs先生とJulia Beatty先生はシドニー大学で教鞭をとっておられる先生で、猫病学の専門医でもあります。そのため、最新の猫病学をわかりやすく講演していただきました。
糖尿病の猫ちゃんがインシュリン抵抗性になった時の鑑別診断の一つとして、副腎皮質機能亢進症と末端巨大症があります。これらの内分泌疾患は比較的まれな病気として考えられていますが、実際には見逃されている症例も多いそうです。また、これらの診断法、治療法なども説明いただき、非常に有用なセミナーとなりました。