南が丘動物通信

1月12日 葉月会セミナー 12年01月13日

眼の免疫介在性疾患
ファーブル動物病院眼科
山下 真先生
眼における免疫介在性疾患は局所的にも、全身性疾患の一症状としても現れます。治療にはステロイドが必要になりますが、ステロイド点眼における投与経路や力価について再確認することができました。眼疾患においてもステロイド剤は漸減が必要であるなど、大変勉強になりました。

知っておきたい免疫抑制剤
湯木どうぶつ病院
湯木 正史先生
ステロイドを長期にわたって継続使用する際には免疫抑制剤を併用することでステロイドの用量を減らすことができます。近年では多くの免疫抑制剤があり、その薬理作用から適用まで基礎から学ぶことができました。各免疫抑制剤の組み合わせなど先生の経験だけでなく、最新の研究からも多くのデータを参考としており、エビデンスを重視した講演でした。