うさぎの皮膚病として、「一部毛の色が違う」であったり「ごっそり毛が抜けた」
という主訴で来院される事がよくあります。
しかし、良く診てみると下から凄い勢いで次の毛が生えてきており、
明らかな病変は認められません。
これはアイランドスキンといって、一部のうさぎに認められる現象で、
治療の必要性はありません。
原因はハッキリとはしていないのですが、遺伝や季節などが関係しているとも言われています。
急にゴッソリ毛が抜けて、違う色の毛が生えてくるので、驚かれる飼い主様もいらっしゃいますが、
そういった場合は脱毛部を良く観察し、自分で気にしていないか、赤くなっていないかなど
「病気であるかどうか」、今一度checkしてみてください。
とはいえ、本当に皮膚病の場合は放置しておくと大変な事になりますから、
怪しいときはなるべく早くご来院下さい。