志学会月例会
「仔犬、仔猫の心雑音 ~検査から治療まで~」
東京農工大学 柴崎 哲 先生
今回は、主に仔犬の先天性心疾患における診断と治療について学びました。
先天性心疾患は、その種類・重症度によって手術適応可能なもの、不可能なもの、あるいは経過観察期間を設けても良いものと、対応は多岐に渡ります。
中には臨床症状を示さない個体も多く、仔犬の健康診断時に先天性心疾患の有無を早期に知る為、注意深く検査を行う事が非常に重要であるという事をご説明頂きました。
相手が仔犬である場合、特に注意を払って検査を行う様、心がけてゆきたいと思います。