緑内障 Part 1
どうぶつ眼科専門クリニック 辻田裕規先生
緑内障は、眼圧が上がることにより激しい痛みと、最終的には失明を起こす疾患です。今回のセミナーでは実際の症例を用いながら緑内障の病態や診断、治療について講義していただきました。一説によると緑内障は症状が出てから１４日以内に眼圧をコントロールしないと失明に至ると言われています。今回得た知識を今後の診療に生かしていきたいと思います。
大阪で開催された上記大会に参加してきました。
循環器学会、麻酔外科学会合同シンポジウムでは、心臓腫瘍の診断、治療についての講義でした。心臓腫瘍は、犬での発生は0.19％、猫での発生は0.05％と、決して多くみられる疾患ではありませんが、その性質上生前での確定診断が困難で治療も難しいものです。発生部位によってある程度腫瘍の種類の推察は可能ですが、今後のデータの蓄積、集約がより良い治療につながると思われますので、当院も貢献できるよう診断、治療技術を高めていきたいと思います。