12月9日開業部会講習会が行われました。
日本大学外科学研究室、浅野和之准教授による講演でここ5年間恒例になっているセミナーです。
麻酔外科学会軟部組織外科部会の長をしておられ、毎年パワーアップしているので楽しみにしておりました。当院からも3名の参加をいたしました。内容は最新の外科手術機器、皮弁法についてでした。
興味深いものに尿管の外科、尿管ステントがありました。アメリカでの入手が可能になっているとのことで猫の尿管結石が今後増えていくことが予測され、これからの有用な手術になっていくと思われました。
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眼科学セミナーシリーズ 角膜疾患Part 2
アメリカ獣医眼科プログラム修了認定医 葉月会眼科診療担当ドクター 辻田 裕規先生
第3回目は非潰瘍性角膜疾患、特に犬で多くみられるドライアイについて講義していただきました。
ドライアイは角膜表面の涙膜の減少・欠如を指しますが、単に水分が減少した場合だけでなはなく涙の油層・ムチン層の異常により水分が保持できなくなった場合にも起こります。今回はこの治療に用いる点眼薬の使い方に加えて、作製方法も教えていただけました。
ドライアイの他、角膜ジストロフィーや変性症、角膜の腫瘍についても学びました。
眼の異常を訴えて来院される方は多いので、今回学んだことを実践し、しっかり身に着けていきたいと思います。