志学会セミナー 眼科 結膜フラップの実習
今回の志学会は、豚眼を使用して、角膜潰瘍などのときに行う結膜フラップの実習でした。
結膜を切開し、被弁をつくり、角膜の潰瘍部に縫合を行いました。
切開や縫合の感覚、角膜の硬さが想像以上に硬いなど、実際にやってみないとわからないことも体験でき、非常に勉強になりました。
講義だけでは知りえない経験が出来、こういう形での練習は有用だと感じました。
横浜で開催されましたJCVIM/JSVCP 2012年大会に参加してきました。日本の獣医療の最先端をいく先生方の基礎的な教育講演から、最新の研究報告まで幅広く学ぶことができました。さらに海外で最先端の獣医療を研究、実践されている先生方の講演もあり、非常に内容の濃い学会でした。今後の診療に活かしていきたいと思います。
舞子ビラ神戸で行われました。午前中は東京大学の准教授大野耕一先生の消化器に関する講演と午後からは18題の演題発表が行われました。当院からは「ネフローゼ症候群を発症し5ヶ月間生存した犬の1例」と「フラットコーテッドレトリーバーの組織球肉腫に活性化リンパ球療法を用い1年以上生存している1例」の2題を発表いたしました。いろいろと勉強になる1日でした。
上部消化管疾患に対する診断と治療
宮崎大学 農学部付属動物病院
鳥巣 至道先生
今回のセミナーでは食道、胃の疾患について勉強しました。
食道疾患としては食道炎や巨大食道症、食道裂孔ヘルニア、胃については胃炎や胃運動障害に対してどのような治療を行うか講義してくださいました。
消化器疾患に使う薬はたくさんありますが、今回の講義でそれぞれの特徴と適応症状を整理することができました。
消化器の病気でみられる症状は非特異的なことが多く、きちんと整理された知識をもって診断していくことが大切なので、今回は非常に勉強になりました。