南が丘動物通信

1月23日第1回兵庫県開業獣医師会臨床研究会 11年01月25日

午前中は東京大学の西村 亮平教授に「肝臓の外科-肝葉切除と胆道系の外科管理を中心に-」という題名にて講演を行っていただきました。
胆嚢の粘液囊腫についての詳しい内容と肝葉切除に対しての概要でした。
いろいろな学会で論議されていますが粘液囊腫についてはさらに知識を増やすことができ、肝葉切除に関しては脈管系に関してわかりやすい内容であり役に立ちました。
午後からは11題発表があり、当院からは「ナルコレプシーを疑うミニチュア・ダックスフントの1例」を発表いたしました。症例報告はいつもいろいろと勉強になることが多く参加してよかった研究会でした。

1月22、23日 第4回日本獣医がん学会 11年01月23日

 1月22、23日に大阪で開催されました第4回日本獣医がん学会に参加してきました。今回のメインテーマは雄性生殖器腫瘍についてでした。老齢の未去勢雄でよくみられる精巣腫瘍の転移率は15%以下と少ないのですが、もし転移してしまった際、その時の対処法は知らないことも多く、非常に興味深く聞かせていただきました。精巣腫瘍は日ごろよく遭遇する腫瘍ですが、手術したら終わりではなく、その後のフォローアップが重要な腫瘍であると再認識しました。

1月20日 葉月会組織細胞学セミナー 11年01月21日

細胞診 ~細胞診を習得するには~
アイデックスラボラトリー 平田 雅彦 先生

今回は前回の細胞標本の作製に引き続き、細胞の見方を中心に講義していただきました。
細胞診で腫瘍などの悪性度を評価することは診察においてとても重要であり、作製した細胞標本からより多くの情報を得ることは診察の正確さを向上させます。今回の講義はそういった意味でとても有意義でした。

1月20日 葉月会組織細胞学セミナー 11年01月21日

細胞診 ~細胞診を習得するには~
アイデックスラボラトリー 平田 雅彦 先生

今回は前回の細胞標本の作製に引き続き、細胞の見方を中心に講義していただきました。
細胞診で腫瘍などの悪性度を評価することは診察においてとても重要であり、作製した細胞標本からより多くの情報を得ることは診察の正確さを向上させます。今回の講義はそういった意味でとても有意義でした。

1月15日 葉月会腫瘍学セミナー 11年01月16日

肝臓腫瘍
酪農学園大学 廉澤 剛先生

今回は、肝臓腫瘍の外科治療について講義して頂きました。肝臓腫瘍は、現在のところ効果的な抗癌剤による治療法は確立されておらず、外科治療が第一選択となります。しかし、肝臓は血管の豊富な組織であるため、その摘出も容易でない場合も少なくありません。今回の講義では、どういった点に注意すればよいか、どうすれば手術が行いやすくなるかを分かりやすく教えて頂きました。