南が丘動物通信

2月27日 葉月会セミナー 10年02月28日

症例検討会
酪農学園大学 廉澤 剛教授

今回は、
原因不明の鼻汁過多症・副腎腫瘍・腎嚢胞
など、多くのテーマについてご講義いただきました。
普段目にすることが決して多くない症例ですが、こういったお話を拝聴する事で
実際に当たった際に、迅速な判断ができると思います。

2月20日 葉月会セミナー 10年02月20日

犬の細菌性皮膚炎
東京農工大学 農学部 獣医内科学教室 教授
岩崎 利郎 先生

今回は犬の細菌性皮膚炎について学びました。犬は、ヒトよりも細菌感染性皮膚炎が多く、その理由は分かっていません。犬の皮膚の厚みが、ヒトよりも薄くまた若干アルカリ側に傾いているのが原因の可能性があります。
細菌性皮膚炎は、表面性、表在性、深部膿皮症に分類され、今回は、それぞれを系統立てて講義をうけました。またジャーマンシェパードの深部膿皮症といった、珍しい症例も学ぶことができました。

2月19日 志学会月例会 10年02月20日

志学会月例会
藤井寺動物病院 是枝先生

今回は、是枝先生が専門とする細胞診の心得と、関節疾患について教わりました。
細胞診を適切な時期と適切な方法できちんと採取することで、重要な診断材料になることを教わりました。
また、関節の整形学的な疾患と関節の腫瘍などの疾患とを鑑別することは困難な場合がありますが、そのような難しい症例も多数紹介してくださったので、これを反映し、触診、レントゲンなどからきちんとした情報を最大限活かせるようにしたいです。

2月19日 志学会月例会 10年02月20日

志学会月例会
藤井寺動物病院 是枝先生

今回は、是枝先生が専門とする細胞診の心得と、関節疾患について教わりました。
細胞診を適切な時期と適切な方法できちんと採取することで、重要な診断材料になることを教わりました。
また、関節の整形学的な疾患と関節の腫瘍などの疾患とを鑑別することは困難な場合がありますが、そのような難しい症例も多数紹介してくださったので、これを反映し、触診、レントゲンなどからきちんとした情報を最大限活かせるようにしたいです。

2月18日 葉月会セミナー 10年02月19日

肝疾患における血液化学検査と細胞診
アイデックスラボラトリーズ 平田雅彦先生

 今回は、肝疾患の際に評価する血液生化学検査の項目にしぼって、生理学、生化学的性状などの基礎的なお話から臨床における応用的なお話まで幅広く講義していただきました。特に同じ項目についても犬と猫では評価の仕方が違うことを再認識できました。

2月4日 葉月会セミナー 10年02月04日

前十字靭帯断裂
ファーブル動物医療センター 山口力先生

 犬の前十字靭帯断裂の診断および治療について講演していただきました。前十字靭帯断裂は触診により診断できることもありますが、部分断裂など触診では明らかな異常が認められないことも多くあります。その際、レントゲン検査、血液検査、関節液の細胞診など、総合的に診断します。また、近年では関節鏡も利用できるようになり、前十字靭帯断裂の診断には非常に有用であると感じました。
 前十字靭帯断裂の治療としては、外科的整復が第一となります。比較的新しい治療法であるTTAの原理からその手術方法まで講演していただき、非常に興味深く聞かせていただきました。