南が丘動物通信

12月25日葉月会セミナー 09年12月26日

いまさら聞けないCTの話
日本大学 佐野 忠志先生
呼吸器系のCT検査について講義していただきました。CT検査では、レントゲンでは評価しにくいような肺の実質の変化や、微細な腫瘍病変も見つけることができます。また、造営検査を行うことによって、縦隔の疾患の描出も行えます。
CTを撮影するにあたって、動物には麻酔をかけなければなりませんが、そこから得られる情報量は大きいことを改めて感じました。

12月19日・20日獣医麻酔外科学会/日本獣医循環器学会(札幌)合同学会 09年12月21日

獣医麻酔外科学会/日本獣医循環器学会(札幌)合同学会がありました。会陰ヘルニア・関節鏡・骨盤骨折・症例報告など熱心に討議されました。急に冬型の気候になり空の便など心配されましたが無事終えることができました。

12月19日 葉月会セミナー 09年12月19日

犬のアトピー性皮膚炎の診断
東京農工大学 農学部 獣医内科学教室 教授
岩崎 利郎 先生

今回は犬のアトピー性皮膚炎の治療について学びました。
アトピー性皮膚炎は、免疫異常、環境、皮膚バリアーの機能異常が相互に関連し、発症すると言われ、その治療には、食事療法、ステロイド、シクロスポリン、スキンケアなどの外用療法、抗ヒスタミン剤、必須脂肪酸、免疫療法、抗アレルギー剤療法等があります。
食事療法とは除去食試験であり、基本的な考え方や、実践的なことを教わりました。
また、スキンケアは、動物は、掻くという事で自分の皮膚のバリアーを破綻させ、さらに、そのことが原因で、炎症を悪化させ、痒みが悪化するという悪循環に落ちいることがあります。スキンケアの大切さを学びました。
その他、シクロスポリン、抗ヒスタミン剤、必須脂肪酸、免疫療法、抗アレルギー療法について、個別にその目的、理論、改善例等を学びました。

12月10日 iveat セミナー  09年12月11日

鼻腔疾患の画像診断
i VEAT 宮林 孝仁 先生

今回は、鼻腔疾患のレントゲン所見やCT所見を勉強しました。鼻腔疾患は、骨の複雑さや、顔であり、動物が嫌がることから、なかなかレントゲンを綺麗にとるのが困難な場所のひとつです。最近では、CTが多く撮られる中、専門医が撮影したレントゲン写真はとても分かりやすく、貴重な画像を見ることが出来ました。
CTは、レントゲンと異なり、3次元的に病変を把握することが可能な検査です。時間の許す限りみれた、内視鏡とあわせた様々な症例はとても勉強になりました。

12月7日 葉月会セミナー 09年12月07日

犬猫の膵炎 前編~発症機序と診断
アイデックスラボラトリーズ 平田 雅彦先生

犬と猫の膵炎について教えていただきました。犬と猫では膵炎といってもその発症機序や症状は大きくことなり、それに伴い対処法も異なります。近年になって犬と猫の膵炎が血液検査で診断できるようになり、その発生率は増えてきています。とくに猫の糖尿と膵炎の因果関係について興味深く聞かせていただきました。

12月7日 葉月会セミナー 09年12月07日

犬猫の膵炎 前編~発症機序と診断
アイデックスラボラトリーズ 平田 雅彦先生

犬と猫の膵炎について教えていただきました。犬と猫では膵炎といってもその発症機序や症状は大きくことなり、それに伴い対処法も異なります。近年になって犬と猫の膵炎が血液検査で診断できるようになり、その発生率は増えてきています。とくに猫の糖尿と膵炎の因果関係について興味深く聞かせていただきました。