南が丘動物通信

ペットの防災対策はできていますか? 22年03月25日

 日本は地震、台風などの自然災害の多い国のため、防災に対する意識が高い国民性といわれています。そのため多くの防災グッズが販売され、避難時でも快適に過ごせるグッズやアイテムが人気で、量販店では特設コーナーが置かれるほどです。人だけでなく一緒に避難するペットの対策は万全でしょうか?ペットの避難では食事や排泄だけでなく、周囲の人への気遣いも必要なため普段からしっかりと準備しておく必要があります。環境省が「人とペットの災害対策ガイドライン」「ペットも守ろう!防災対策」などの案内を出しています。以下に簡単にまとめますが、ガイドラインにすべて目を通して十分に理解しておくとよいと思います。

・ペットが安心できるキャリーケースを用意しましょう、避難先でも安心して過ごすことができます。また人に向かって吠えるなどしないようトレーニングも大事です。

・ワクチン接種や不妊手術も済ませておきましょう。

・マイクロチップの装着が義務化されましたが、やはり災害時こそ真の価値を発揮します。

・排泄グッズや食事を少なくとも5日分は用意してください。

・避難先がペットの受け入れが可能なのか事前に調べておく必要があります。

 人の避難対策と同様ですが、やはり情報を集めて準備をしっかりすることが大切だと思います。ペットも大切な家族の一員、災害時にはペットも不安な気持ちになり大きなストレスを感じるはずです。そのストレスを少しでも軽くしてあげられるようにしてあげたいものです。いざという時が来てほしくはありませんが、万が一のときに慌てることにならないようになりたいですね。ぜひ環境省のガイドラインをご一読ください。

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T.S.