南が丘動物通信

葉月会Webセミナー 臨床病理学シリーズ 20年10月11日

体表腫瘤に針を突いてみた―細胞診標本評価の基本―

講師 小笠原 聖悟 先生

米国獣医病理学専門医(臨床病理)・アイデックスラボラトリーズ株式会社・小笠原犬猫病院

葉月会WEBセミナーの臨床病理学シリーズ第2回は、細胞診の基本についてご講義していただきました。

日々の診療において、「○○にできものができました」という症例に遭遇する確率はかなり高いと感じています。

ご家族のおっしゃる「できもの」が腫瘍であるか、炎症であるかということはとても重要ですが、一見して判断できない場合も多数ございます。

その場合にはきちんと細胞診をし、見た目だけでなく根拠をもってして診断を下し、適切な治療につなげる必要があるでしょう。

今回の講義ではその2つの見極め方を詳しく解説していただきました。

より多くの症例に触れ、診断の精度を上げていけるよう精進いたします。S.L