今回はシリーズセミナー「基礎から学べる臨床歯科」戸田 功先生の講演を受けました。
歯科疾患の発生率は3歳以上の犬猫において約8割以上と言われており、中型犬や大型犬と比べて小型犬で多く発生する傾向がある。
特に小型犬では顎骨が小さいことによる歯周病、それに伴う顎骨折が多いとされています。
対して中大型犬では破折歯が多く発生しています。
口腔内疾患を見抜くには動物たちのさりげないサインを見逃さない事です。
(例:口を触ると痛がる、食べ方がおかしい、眼の下や顎が腫れてきた、口腔内に出来物など)
早期に発見ができれば、予後が良好になるケースもあります。
動物たちとの日々のデンタルケアが大事であり、幼いころから慣れさせ、スキンシップのひとつとして定着させておきましょう。
H.F