北里大学外科准教授岩井聡美先生のセミナーでした。腎臓の病態生理から手術まで詳しく教えていただきました。猫の腎不全の特徴も改めて再確認することができ興味深く聞きました。とくに猫の腎臓病の腎臓の尿管閉塞は近年多くなっている病気の一つです。特に猫で症状がひどくなることが多く緊急性があり至急対処が必要です。尿管の手術は、術後狭窄が起こったり吻合部からの漏れもおおくあるといわれています。腎瘻チューブの方法、腹膜透析、尿管膀胱吻合術、食事管理まで多岐にわたっての講演でした。血液透析、SUBも併用しながらさらに良い治療に繫げていきたいと思いました。
S.S