2019年6月15-16日
今年も埼玉県の大宮ソニックシティで獣医循環器学会、画像診断学会、内視鏡外科研究会の3つの学会による合同学会が開かれました。今回の参加人数は過去最多となり、それぞれの分野に特化した獣医師による様々な興味深い講演を聴くことができました。
特に循環器学会におきましては今年の4月にアメリカ獣医内科学学会(ACVIM)により新たな分類方法が提唱され話題になりました。
それは僧帽弁閉鎖不全症の症例における内科的治療以外に外科的手術適応に至るまでの新たなガイドラインであり、僧帽弁閉鎖不全症の分類に関してステージA~D、さらにBにおいてはB1、B2と分類されるまでは今までと同じですが、B2のおける治療法、並びに診断基準の追加が提唱され、今後アップデートされる予定です。
これらの報告がなされ次第、今後の治療方針に役立たせていきたいと思います。
H.F
大会初日後の恒例の情報交換会の様子