当院ではリンパ腫などの腫瘍疾患は日常的に診られます。
腫瘍に対しての治療の第一選択は抗癌剤となりますが、+αとして高濃度ビタミンC療法が挙げられます。
高濃度ビタミンC療法がガン細胞を倒すメカニズムは以下のように示されています。
①血中のビタミンC濃度が上昇すると血管外へとビタミンCが滲出します。
②がん細胞がビタミンCを補給し、過酸化水素を発生させます。
➂この過酸化水素がガン細胞を倒すとされています。
高濃度ビタミンC療法は抗癌剤と比べて圧倒的に副作用が少ないため、抵抗なく開始できる点が有意です。
この高濃度ビタミンC療法は「抗癌剤を使ってガン細胞を倒す従来の考え方」というより「ガン細胞を治療するのではなく、足りない栄養を補ってガンの患者さんを治療する考え方」を支持しています。正常細胞を活性化させ、患者さんの生活の質を向上させる、オーソモレキュラー医学の考え方を参考にしています。
H.F