南が丘動物通信

11月17, 18日 第39回動物臨床医学会年次大会 18年11月18日

毎年恒例の、動物臨床医学会年次大会に参加しました。スタッフの大半が参加するため患者さんには毎度ご迷惑をおかけしておりますが、年に一度の大きな学会参加はとても意義があります。

著名な講師による講義だけでなく、たくさんの企業出展、全国の動物病院からの症例発表会などが行われています。当院からも獣医師麩山が「下垂体巨大腺腫を伴うPDH罹患犬にカベルゴリン治療を実施した3例」を発表しました。

印象に残ったのは胸部における肺のエコー検査です。肺エコーは迅速に正確に肺炎や肺水腫を鑑別でき、かつ経時的にその進行や治療の反応性を評価できるのがメリットとなります。また胆のう摘出手術についての講義も、基礎から応用まで、専門家の意見や術式を学ぶことができました。今後の診察や手術に活かしていこうと思います。

T.S