腎臓疾患患者に対する輸液療法
カリフォルニア大学デービス校
米国獣医救急集中専門医 上田悠先生
今回もアメリカの救急医療現場で活躍されている上田先生によるウェブセミナーでした。
腎臓疾患は日常的に遭遇する機会が多く、そのため輸液療法を実施することが多いのですが、ほぼルーチンの作業になっているだけに新たな知識を得ることもせずにいたために復習と知識の吸収の2つの面で良い機会になりました。
輸液療法はまず輸液製剤の種類を把握してどのような働きをしているか、そしてその投与量をしっかりと計算することが大事です。なぜなら腎疾患においては血圧を維持して腎への血流量を増加させることがなにより重要だからです。具体的な血圧の目標や、薬剤の使用方法など確認することができました。
毎日の診察に活かしていこうと思います。
T.S.