南が丘動物通信

ヒト再生医療に保険適応 16年01月20日

心臓病の治療に用いる「ハートシート」が11月に公的医療保険に適応することとなりました。重い心不全を持っている患者さんの足の筋肉から採取した細胞を培養しシート状にしたものを患者さんの心臓に貼り付けることにより心筋の回復を促し再生を促進することができます。さらに造血幹細胞移植をうけた後などにみられる合併症に対する健康な人の骨髄から採取し培養した間葉系幹細胞で作った薬「テムセルHS」も認可をうけました。

再生医療はどんどん進んできている実感があります。動物においてもいろいろな分野で使われ始めています。IPS細胞による再生医療にも注目していきたいと思います。新しい医療に期待を持って取り組んでいきたいと思います。S.S