ホテルニューオータニ大阪にて開催された日本獣医がん学会に参加しました。
眼・眼瞼腫瘍のシンポジウムでは、辻田裕規先生(どうぶつ眼科専門クリニック、DVM、米国獣医眼科専門医)の講義を受けました。犬・猫において眼腫瘍の発生は比較的稀ではありますが、視覚の質(Quality of Vision)や生活の質(Quality of Life)そして時には生命そのものに大きな影響を与えることもあります。眼腫瘍はその発生部位により、①眼付属器・眼球表面、②眼球内、および③眼窩・球後腫瘍の3種類に区別され、辻田先生には各発生部位における代表的な腫瘍の臨床的挙動および手術手技に関するポイントなどを写真や時に動画を交えて説明していただきました。明日からの診療に活かしたいと思います。
H.B.