10月30日第20回中部小動物臨床研究発表会
名古屋にある会場で行われた研究発表会に参加致しました。この発表会は、各動物病院で、遭遇した報告の少ない症例などを発表する症例発表会であり、当院も院長が「遅発性ナルコレプシーを発症したミニチュアダックスフントの1例」を発表致しました。他の獣医師の経験症例を聞く事は知識の共有に繋がりとても勉強になりました。また教育講演が別にあり一時間半に渡る講演が同時間に6題あり、各自がそれぞれ興味を持っている題を選択するようになっていました。その中の1つが永田雅彦先生の「知っているつもりでは困る犬のニキビダニ症」でありました。ニキビダニ症は、日常でよく遭遇する疾患です。しかし、それゆえに、意外に見落としがちなニキビダニの症状や、ニキビダニの診断のコツ、先生の治療の方法を理論立てて教わり、とても勉強になりました。今後の診察に繋げていきたいと思います。