大阪国際交流センターで開催されましたWJVF第2回大会に参加してきました。
腫瘍学シンポジウムでは肥満細胞腫について最新の知見について教わりました。
犬の皮膚肥満細胞腫はその悪性度によってグレードⅠからⅢに分類されていますが、その予後について不明確な部分もあります。たとえば、グレードⅡでは予後のいいグレードⅡと予後の悪いグレードⅡが存在しています。その曖昧なグレードⅡをなくして、グレード分類を2段階で行うという試みがなされているそうです。
今後、2段階でのグレード分類が定着すると、その予後判定がより正確に行えるのではと期待しています。