細胞診各論
アイデックスラボラトリー 平田 雅彦 先生
今回は細胞診各論の1回目でありました。今回は乳腺腫瘍でした。犬乳腺腫瘍の発生率は各国で異なり、避妊手術を早期にしていることが多い国かどうかで異なっていると考えられます。猫でも3番目に多い腫瘍です。やはり、猫でも早期に避妊手術をしているかで発生率が異なります。今回は犬、猫での乳腺腫瘍の細胞診の見え方とどのように増殖するかを学びました。また、猫には、犬と異なり、若齢猫で、線維腺腫様過形成といった、特殊な非腫瘍変化もあり、避妊手術で、退縮することもある過形成を学びました。また後半では、それぞれの実際の症例の乳腺腫瘍の写真と、細胞診の見え方を学びました。