南が丘動物通信

10月15日葉月会セミナー 09年10月15日

IDEXX・日本小動物医科学研究所検査部長 平田 雅彦先生

今回は、白血球の種類やその見分けかたを学びました。血液検査で、その血液を顕微鏡でみると、白血球、血球、血小板が見えます。その見え方で、いま、その動物に何が起こっているのかを推測できる大きな手がかりになることが数多くあります。それゆえに正確に理解する必要があるのですが、白血球は、状態によっては、種類が異なっても似たような形態をとったり、同じなのに、違った形態をとったりすることがあり、頭を悩ませています。今回は、その違いを系統だった形で学ぶことができました。