猫の尿管結石診断から治療まで
小山田 和央 先生
松原動物病院
今回は最近遭遇する機会の多い猫の尿管結石がテーマでした。
猫の急性腎不全の原因が尿管結石であることが多く、非常に緊急性が高い病気になります。人と違い、猫は尿管が細く(内径は0.3mm程度)、石も非常に小さいため尿管の手術は難易度の高いものになります。そこで近年では、当院でも実施しているSUBシステム手術が考案されていますが、小山田先生は日本でも有数の症例数をされているため、最新の治療法であるSUBシステムに関する復習と疑問点を解決することができました。これからの診察・手術に活かしていこうと思います。
T.S.