ファーブル動物病院眼科 院長
山下 真 先生
テーマ:正常な眼を理解しよう
今月から計八回の眼科セミナー(基礎編)がスタートしました。今回は初回ということで眼の構造と各部位の機能についてのお話でした。眼疾患を理解するにはまず解剖学から理解することが必要だと感じました。また、眼疾患には遺伝的要素が関わっているものが多いので、全ては難しいですがそこも頭に入れておくべきだと思いました。眼科を志す者が集まったセミナーなのですごく刺激を受けました。今後の内容もしっかりと理解し、診察に活かしていきたいです。 M.M.
iVEATセンター長兼代表取締役
アメリカ獣医放射線学会認定専門医
宮林 孝仁 先生
今回は腎臓と副腎がテーマでした。腎臓の構造や三方向からのアプローチを練習しました。副腎は基本的なアプローチ法から、消化管等が邪魔をして見れない場合に使えるアプローチ法についても教えて頂きました。今回学んだことを確実に習得し、今後の診察に活かしていけるようにしたいです。
M.M.
多剤耐性菌を伴う難治性慢性外耳炎の予防と治療
藤村動物病院 藤村正人先生
日々の診療において皮膚炎や外耳炎の治療の過程で耐性菌に出会う機会は少なくありません。今回のセミナーでは、細菌が薬剤耐性を獲得するメカニズムから実際の症例を交えた耐性菌発生症例の対処、特に難治性慢性外耳炎に対する酵素配合点耳薬の使用について理解を深めることができました。
H.B.
埼玉の大宮で行われた上記大会に参加してきました。獣医循環器学会では、100回記念としてノースカロライナ州立大学のBruce W. Keene先生による特別講演が行われました。
「深夜に急性の肺水腫を起こしたイヌが来院した」という状況を仮定して、双方向性システムを用いた症例検討も行われ、どのような薬剤をどのようなタイミングで用いれば適切かということを再確認することができました。今後の診療に生かして生きたいと思います。
実際の症例から考える眼科学 ぶどう膜疾患 Part 1 ぶどう膜炎
北摂ベッツセンター
辻田 裕規先生
ぶどう膜炎は眼疾患の続発症としてみられることが多い疾患です。今回のセミナーでは実際の症例の検査所見から原因を鑑別していくためのポイント、原因別の治療法やその注意点について講義して頂きました。中でもステロイド点眼やアトロピンの作用機序から適応となる症例を考えることができて、非常に勉強になりました。また前房フレアーの評価を行っている動画もとてもわかりやすかったです。
K.Y