大阪国際会議場で行われたWJVF第三回大会の二日目に参加いたしました。抗癌剤治療の総論、リンパ腫、てんかんのコントロールについての講演を拝聴し、重要なポイントの再確認と新たな知見を得ることができました。抗癌剤は種類により注意点が異なりますのでひとつひとつに対する十分な理解が必要です。また抗てんかん薬は種類が豊富となり、患者さんに多くの選択肢を提供できるようになりました。日々の診療へ還元していきたいと思っております、
大阪国際会議場で行われたWJVF第三回大会の二日目に参加いたしました。抗癌剤治療の総論、リンパ腫、てんかんのコントロールについての講演を拝聴し、重要なポイントの再確認と新たな知見を得ることができました。抗癌剤は種類により注意点が異なりますのでひとつひとつに対する十分な理解が必要です。また抗てんかん薬は種類が豊富となり、患者さんに多くの選択肢を提供できるようになりました。日々の診療へ還元していきたいと思っております、
WJVF第3回大会
6月23日、24日に開催された大きな学会に参加しました。 初日の6月23日は、主に循環器や、消化器疾患に対する診断、治療に関するセミナーを中心に受講しました。循環器のうちで最も多く遭遇する疾患は僧房弁閉鎖不全症であり、その場合起こりえる心房破裂などの緊急疾患の危険率など整書には記載されてない貴重な話を受講できました。また、セミナーという場で、聴診器から聞こえる心音を聴き正常との違い、考えられる疾患などを実際にその場に集まった獣医師が全員で考え意見を言うセミナーはとても有意義なものでした。
消化器疾患、特に嘔吐は日常よく遭遇する疾患です。系統出てたアプローチ法は、とても理解しやすく、また猫で犬と異なるうえで見落としがちな嘔吐の原因等を勉強しました。明日からの診療に活かしたいと思いました。
日本獣医麻酔外科学会、日本獣医循環器学会、 日本獣医画像診断学会の合同学会が大宮ソニックシティで行なわれました。急性腹症で岡本芳晴先生と座長をさせていただきました。普段からよく診察において遭遇する病気ではありますが、あらためて考えさせられました。鳥取大学の岡本芳晴先生、千葉大学医学部の阿久津泰典先生のご講演をいただきました。とくに人間のお医者さんの考え方、検査の仕方を聞くことができたことは有意義であったと思います。特にCTの検査は興味深く拝聴しました。
がん免疫療法、環軸不安定症、田中綾先生の心不全なども興味をもって聞かせていただきました。
皮膚糸状菌症およびマラセチア皮膚炎
東京農工大学 獣医内科学研究室
岩崎利郎先生
皮膚糸状菌症とは主にMicrosporum canisが被毛に感染して起こり、ヒトにも感染するので注意が必要な皮膚病です。他の皮膚病でも見られるような様々な症状を示すため、いくつかの検査を組み合わせて鑑別していく方法を学びました。
マラセチア皮膚炎は非常に多く見られる皮膚病で、その治療におけるシャンプーの重要性と併せて各種シャンプーの使い分けについても教えていただきました。
これからの暑く湿度が高い季節は皮膚病を起こしやすい時期でもあるので、今回学んだ知識を活かして診断・治療にあたりたいと思います。